●まったく新しいタイプ!(東洋種と西洋種の中間種) 2013年に発売された「京くれない」を改良した品種が... この「京くれないEX」になります。 「京くれない」と「京くれないEX」は... 普通の橙色のニンジンと違う "紅色" が目を引く品種です。 金時(東洋種)と五寸(西洋種)の中間型という... それまでになかった新しいタイプの品種になります。 東洋種と西洋種について... 東洋種は、根が細長く、リコピンが含まれて紅色。当店で販売している中では「本紅金時」が、東洋種になります。 西洋種は、根が太く、カロテンが含まれて橙色。東洋種よりクセがなくて、育てやすく、一般的に出回っているニンジンは、ほとんどが西洋種です。 この「京くれないEX」は、この特性を併せ持っている、まったく新しいタイプの品種になります。 栄養成分のリコピンとカロテンの両方をバランスよく含んでいる、おいしい健康野菜「ファイトリッチ」シリーズとして... タキイ種苗が開発しました。 長さは「金時」よりも短く、「五寸」より長い20〜22cmほどになります。 最近、ほとんどが西洋種になってしまったのも、「金時」の作りにくさが原因の1つですが... この「京くれない」は、「五寸」のように作りやすく、幅広い地域で育てることができます。 食味も良く、柿のような甘さを感じておいしいです。 カタログには「ニンジン臭さが少なく、生でも甘みを感じる」とありますが... 「本紅金時」と比べると、ニンジン臭さは少ないですが、東洋種由来の深みのあるニンジンの味わいがするという感想です。 生でも食べやすいですが、加熱調理などに向いていると思います。 きんぴらやグラッセにすると、甘くて濃い「京くれないEX」の味を活かせます。 「京くれない」から「京くれないEX」になって改良されたのは... まず、春に種をまくこともできるようになったところです。 「京くれない」は夏まき冬どりのみの作型でしたが... 「京くれないEX」は、高温期の初期生育が向上したので、春まき夏どり栽培も可能になりました。 ※ただし、ある程度の晩抽性は持っていますが、無理な早まきは抽苔の恐れがありますので、適期をお守りくださいませ。 あとは、長所である栄養成分のリコピンとカロテンの含有量が、「京くれないEX」になって、さらに増えております。 ●種まき時期 冷涼地:5月上旬〜7月中旬 中間地:7月下旬〜8月中旬・2月中旬〜2月下旬 暖地 :8月上旬〜9月上旬・12月上旬〜2月中旬 ※詳しくは画像をご覧ください。各地方により栽培適期は異なります。 ●種まき方法 幅60〜80cmの畝に、条間20cm、2〜3条に条まきして、厚さ0.5〜1cmほどに覆土します。 手のひらで土を軽く押さえて、鎮圧します。発芽するまでは、土が乾かないように水やりをします。適湿を保つために、もみ殻や藁を薄くかけると良いです。 本葉が5〜6枚ごろまでに株間10cm程度になるように間引きします。 ●育てるコツ 適切な土壌水分を保つように心掛けてください。発芽から生育初期の乾燥は又根の原因になり、肥大期からの極端な乾燥や過湿は、裂根や肥大不足などの生育不良を招きます。 追肥型の肥培管理に努めてください。チッソ過多や生育途中の肥切れは、黒葉枯病(くろはがれ)や斑点(はんてん)細菌病などの地上部病害の原因になります。追肥は、肥大期に入る前の本葉6枚ごろまでに施し、土寄せを兼ねて中耕してください。
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