●「大獅子型ピーマンの祖」と呼ばれる固定種! 1828年にアメリカで開発された品種です。 それまで日本では、小型種の「ししとう」などの生産が主でしたが... この「カリフォルニアワンダー」が導入されて以降、F1品種の育成が盛んに行われるようになりました。 1960年代からは、小型種由来の親と中国種由来の親とのF1品種(中型ピーマン)が主流になり、今に至ります。 現在では、流通するピーマンのほとんどをF1品種が占める中... この「カリフォルニアワンダー」は、今もなお残っている貴重な固定種になります。 そんな歴史を持つ品種ですが、当時は、独特の青臭さが好まれず、敬遠されていました。 最近では「ピー太郎」など、苦みの少ないF1品種も開発されており、「食べやすさ」という意味で言えば、現在の品種に劣るかもしれませんが... しっかりした味わいを持っている「カリフォルニアワンダー」は、ピーマン本来の味を思い出させてくれます。 重さは50〜80gほど。現在の主流となっている品種と比べると大型です。 ●種まき時期 中間地:2月中旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
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