●100年近く前に育成された縞皮品種の重要な祖先の1つ! 同じ頃に育成された「旭大和」は、縞がないですが... この「新大和2号」は、スイカらしい縞のある品種です。 果肉は赤色で、重さ5〜6kgの中玉品種。 「旭大和」は、皮が薄くて割れやすいのですが... 「新大和2号」の皮は硬いので、輸送にも適しています。 糖度で言えば、最近の高糖度の品種より数値は低いのですが... 充分な甘さを感じます。 そして甘さの質も、不自然な甘ったるさではないので、とてもおいしいと思います。 縞皮品種の祖先と言うことで、文献で歴史を調べてみました。 それによると... 1929年に奈良県農事試験場により、縞のない「大和3号」とアメリカから伝わった縞皮の「甘露」を掛け合わせて... 「新大和(F1)」が誕生しました。 さらに、その「新大和(F1)」を選抜して固定することによって... 固定種「新大和1〜3号」までが育成されたそうです。 まず初めに「新大和1号」が市場に出ました。 その「新大和1号」が好評で、普及するにつれて「新大和1号」の自然交雑による混系などが、市場に出回るようになりました。 それらの似て非なる混系を「新大和2号」と命名し、「新大和1号」のブランド価値を守ったようです。 つまり「新大和2号」は混系の総称であり、育成種の名称ではないというのが、文献に掲載されておりました。 ん?「新大和2号」って品種名じゃないの? って思ったのですが、いろいろと調べた結果... もともと、そのような事情で命名された「新大和2号」も... それぞれ選抜育種が進み、品質の良いものが品種として残っているようです。 もう100年近く前のことですが、この頃の品種が、縞皮品種の重要な祖先と言えます。 「新大和1号」「新大和2号」「新大和3号」まで、開発されましたが... 現在も残っているのは「新大和2号」のみのようです。 ●接木について(スイカ全般) 連作可能で、病気への抵抗性がある「接木」が推奨されています。 接木より、実生(接ぎ木をしない)の方が、食味はおいしいと言われたりもしますが… 実生の場合は、病気に弱かったり、連作できないので、5年ほど畑を休ませなければいけません。 ●種まき時期 中間地:3月中旬〜4月下旬(初春は温床育苗を行ってください。) ※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。) ●種まき方法 幅250〜300cmの畝に、株間100cmを目安として、直径40〜50cm、高さ15cmの鞍つきを作り、1か所に種を1〜2粒ずつ点まきして、厚さ1〜2cmほどに覆土します。 ●有効期限 商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。 >種の有効期限は、どこに記載がありますか? ●種子消毒と採種地 無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。 >固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか? ●種子と責任 種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。 >種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?
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