※2025年は少量入荷しておりますが、来年以降廃盤と取引先から連絡が来ています。とても良い商品ですので、種を存続するべく、この少量入手した種子を原種にして、採種業者に採取をしてもらうように打ち合わせをしています。採取に必要な種子の量が3月頃に分かり次第、残りを販売させていただく予定でしたが、すべて採種に回す必要がありましたので、2025年は品切れとさせていただきます。2026年は販売を再開できるように進めてまいりますので、ご理解お願いいたします。
●赤っぽい紫色の薄皮品種!熊本の伝統野菜!
とても貴重な「固定種の熊本赤なす」を、ようやく入手することができました。
「熊本赤なす」は、大正時代から栽培されている熊本特産のナスのですが...
実は、昔の品種と現在の品種は違います。
もともとは、宮崎の在来種である「佐土原なす」から選抜して...
固定化された「固定種の熊本赤なす」が大正時代から作られていたものです。
しかし...
それぞれの農家で自家採種を続けていった結果、農家ごとに品質がばらついてきたため...
「熊本赤なす」の特徴の定義があいまいになってきていました。
そこで...
2002年に熊本農業研究センターが、その系統を整理し...
安定して栽培できるように開発したのが交配種(F1)の「ヒゴムラサキ」という品種になります。
その品種名「ヒゴムラサキ」を使って生産したナスを、流通名「熊本赤なす」として販売し...
熊本の特産としてブランド化していったという歴史があります。
ですので...
昔も現在も、どちらも流通名としては「熊本赤なす」として販売されますが...
使われている「品種」としては...
昔は「固定種の熊本赤なす」
現在は、改良されたF1の「ヒゴムラサキ」
と、違うものになります。
これまで取引先の卸業者に相談しても「熊本県内にしか販売できない。」と言われ、諦めていたのですが...
それは「ヒゴムラサキ」の方でした。
「ヒゴムラサキ」は、PVP登録品種になり...
熊本県内でしか販売できないという制限もあるようです。
それなら「固定種の熊本赤なす」なら、入手できるかもと諦めずに探した結果...
熊本県内の生産者ではなく、種苗会社管理のものを、なんとか入手しました。
国内採種ではないですが、固定種の「熊本赤なす」で間違いないとのことです。
「熊本赤なす」は、皮の色が赤っぽい紫色。
長さ30cmほどになり、焼きナスに最適ですし...
皮は薄くて、アクが少なく、甘みもあるので、生でも食べられるとのこと。
やわらかくて、おいしいと評判で、よくお問い合わせもいただいておりましたので、販売できて嬉しいです。
ただ入手できたは良いのですが...
もともと農家によって品質がばらつきがあって「ヒゴムラサキ(F1)」に切り替わったという経緯があるため...
品質に心配もあったので...
2022年に当店でも育ててみました。
その結果...
固定種なので、揃いや形にばらつきはあるものの...
「皮は薄くて、肉質はやわらかく、アクが少なくて、甘みもある」という...
「熊本赤なす」の評判通りの品種でした。
ぜひ1度、食べてていただければと思います!
●種まき時期
中間地:2月中旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。)
※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「
種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
●有効期限
商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。
>
種の有効期限は、どこに記載がありますか?
●種子消毒と採種地
無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。
>
固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか?
●種子と責任
種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。
>
種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?
※2025年は少量入荷しておりますが、来年以降廃盤と取引先から連絡が来ています。とても良い商品ですので、種を存続するべく、この少量入手した種子を原種にして、採種業者に採取をしてもらうように打ち合わせをしています。採取に必要な種子の量が3月頃に分かり次第、残りを販売させていただく予定でしたが、すべて採種に回す必要がありましたので、2025年は品切れとさせていただきます。2026年は販売を再開できるように進めてまいりますので、ご理解お願いいたします。
●赤っぽい紫色の薄皮品種!熊本の伝統野菜!
とても貴重な「固定種の熊本赤なす」を、ようやく入手することができました。
「熊本赤なす」は、大正時代から栽培されている熊本特産のナスのですが...
実は、昔の品種と現在の品種は違います。
もともとは、宮崎の在来種である「佐土原なす」から選抜して...
固定化された「固定種の熊本赤なす」が大正時代から作られていたものです。
しかし...
それぞれの農家で自家採種を続けていった結果、農家ごとに品質がばらついてきたため...
「熊本赤なす」の特徴の定義があいまいになってきていました。
そこで...
2002年に熊本農業研究センターが、その系統を整理し...
安定して栽培できるように開発したのが交配種(F1)の「ヒゴムラサキ」という品種になります。
その品種名「ヒゴムラサキ」を使って生産したナスを、流通名「熊本赤なす」として販売し...
熊本の特産としてブランド化していったという歴史があります。
ですので...
昔も現在も、どちらも流通名としては「熊本赤なす」として販売されますが...
使われている「品種」としては...
昔は「固定種の熊本赤なす」
現在は、改良されたF1の「ヒゴムラサキ」
と、違うものになります。
これまで取引先の卸業者に相談しても「熊本県内にしか販売できない。」と言われ、諦めていたのですが...
それは「ヒゴムラサキ」の方でした。
「ヒゴムラサキ」は、PVP登録品種になり...
熊本県内でしか販売できないという制限もあるようです。
それなら「固定種の熊本赤なす」なら、入手できるかもと諦めずに探した結果...
熊本県内の生産者ではなく、種苗会社管理のものを、なんとか入手しました。
国内採種ではないですが、固定種の「熊本赤なす」で間違いないとのことです。
「熊本赤なす」は、皮の色が赤っぽい紫色。
長さ30cmほどになり、焼きナスに最適ですし...
皮は薄くて、アクが少なく、甘みもあるので、生でも食べられるとのこと。
やわらかくて、おいしいと評判で、よくお問い合わせもいただいておりましたので、販売できて嬉しいです。
ただ入手できたは良いのですが...
もともと農家によって品質がばらつきがあって「ヒゴムラサキ(F1)」に切り替わったという経緯があるため...
品質に心配もあったので...
2022年に当店でも育ててみました。
その結果...
固定種なので、揃いや形にばらつきはあるものの...
「皮は薄くて、肉質はやわらかく、アクが少なくて、甘みもある」という...
「熊本赤なす」の評判通りの品種でした。
ぜひ1度、食べてていただければと思います!
●種まき時期
中間地:2月中旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。)
※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「
種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
●有効期限
商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。
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種の有効期限は、どこに記載がありますか?
●種子消毒と採種地
無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。
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固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか?
●種子と責任
種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。
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種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?