●幻のナスと呼ばれる「越後の白ナス」
新潟で受け継がれてきた見た目も珍しい在来種になります。
「白ナス」と呼ばれる在来種は他にもありますが...
その多くは、「白ナス」と言いながらも、薄い緑色のものがほとんどです。
このような純白の品種は珍しく...
新潟市の西蒲区の一部の農家だけで受け継がれてきたことや...
育てるのが難しく、ほとんど流通しないことから...
「幻の白ナス」と呼ばれています。
普通のナスよりも糖度が高い品種です。
見た目の美しさから「白いドレスの貴婦人」とも呼ばれたり、フォアグラのような食感と例えられたり、上品な印象があります。
見た目からすると、皮がやわらかそうに見えますが...
実際は、皮が硬いので、生食や漬物には向いていません。
ただ...
加熱調理すると、硬い皮で水分を逃がさず、果肉はトロトロになります。
とても貴重な品種ですので、珍しい品種を育ててみたい方にお薦めです。
ただ...
固定種なので、形や大きさにばらつきが出やすかったり...
育てるのは難しい品種になります。
同じ純白の品種で、固定種にこだわらないのであれば...
育てやすい「
とろーり旨なす(F1)」を、お薦めしております。
「
とろーり旨なす(F1)」は、改良された交配種(F1)になり...
育てやすくて、たくさん実もなるので、お薦めです。
どちらもおいしい品種ですが、大きな違いは皮の硬さです。
「越後の白ナス」は皮が硬めと記載しましたが...
「
とろーり旨なす(F1)」は、白ナスにも関わらず、皮がやわらかい品種です。
大きさも違います。
「越後白ナス」は100〜150gほどですが...
「
とろーり旨なす(F1)」は300〜500gほどで、米ナスのように大きくなります。
最後に「越後白ナス」について...
露地で育てると、ややクリーム色になるので...
ハウスで育てた方が、純白で綺麗になるのですが...
露地で育てたものの方が、断然、味が良くなる品種とのことです。
●種まき時期
中間地:2月中旬〜5月中旬(初春は温床育苗を行ってください。)
※家庭菜園の目安の時期として表記しています。詳しくは「
種まき時期と生育適温の目安」をご覧ください。(各地方により栽培適期は異なります。)
●有効期限
商品紹介には記載しておりません。詳しくは、以下をご確認くださいませ。
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種の有効期限は、どこに記載がありますか?
●種子消毒と採種地
無消毒(農薬による種子消毒なし)と国産(国内採種)の種子は、商品名の※印に表記しております。
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固定種・無消毒・国内採種などの種を購入したいのですが、どうしたらよいですか?
●種子と責任
種子は天候や栽培条件で、播種後の結果が異なりますので、結果不良の補償は、いかなる場合でもお買い上げ代金の範囲内とさせていただきます。
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種が発芽しないのですが、返金 or 代品の発送はできますか?