実エンドウの種【豆ごはん豌豆】〔固定種〕

●豆ごはんに最適！ほくほく食感！（つるあり）


営利販売としては、色が濃く、大粒の「久留米ゆたか」や「南海緑」が、よく選ばれるのですが...

「久留米ゆたか」「南海緑」は、ややねっとりした食感です。


特に豆ごはんにするのであれば、ほくほくした食感の方が、相性が良いので...

「豆ごはん豌豆」「あま実ちゃん」「ウスイ」をお薦めしています。


この3品種の違いですと...

「なにわの伝統野菜」である「ウスイ」は、おいしいのですが...

色が薄く、やや莢は短く、曲がりやすいです。

「ウスイ」も、関西で根強い人気がありますし...

昔からある品種が良い方にはお薦めですが...


見た目や育てやすさなどを総合的に考えると...

当店では「豆ごはん豌豆」と「あま実ちゃん」を、お薦めしています。


この2品種は、いずれも「白竜」という品種の系統になります。


「白竜」は、「ウスイ」より長い15cmほどの莢で、やや早生になり...

「ウスイ」と同じく、ほくほく食感でおいしいのですが、やはり色が薄い品種になります。


そんな「白竜」から、「色の良さ」と「食感の良さ」を重視して、選抜されたのが...

この「豆ごはん豌豆」になります。


名前の通り、豆ごはんに最適です。


おいしさで選ぶなら、他にも「あま実ちゃん」を、お薦めしています。

「あま実ちゃん」は、「甘さ」も重視して選抜されている品種で、とてもおいしいですし...

他の品種と違って、春まきができるのも魅力です。


「豆ごはん豌豆」と「あま実ちゃん」は、どちらもおいしいですが、やや甘みと風味の感じが違います。

甘さは「あま実ちゃん」の方が優れるので、いろいろな料理に入れて、おいしいと思いますが...

豆ごはんに合う風味と食感で言うなら...

名前に付けられるだけあって、この「豆ごはん豌豆」の方が、個人的には好みと思いました。


●種まき時期
中間地・暖地：10月上旬〜11月下旬
※詳しくは画像をご覧ください。各地方により栽培適期は異なります。

●種まき方法
幅100cmの畝に、株間25〜30cmを目安として、1か所に種を3〜4粒ずつ点まきして、厚さ2〜3cmほどに覆土します。発芽するまでは、土が乾かないように水やりをします。